子どもが不機嫌になると、癇癪を起こしたり、なかなか動いてくれなかったりしますよね。
そうなると親の方もだんだんイライラしてしまうことがあるでしょう。
不機嫌や癇癪を回避するために、親が子どもの機嫌をとってしまうこともあるのではないでしょうか?
しかし、親が子どもの機嫌をとることが多くなると、後々、色んな弊害が出てくるのです。
子どもの機嫌をとることで生まれる弊害や、不機嫌時の対処法についてお伝えします。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
親が子どもの不機嫌をなおしてはいけない2つの理由
不安が強い子どもになる
自分で不機嫌をなおせなくなると、不安や抑うつ傾向が強い子になってしまう恐れがあります。
自分は今どんな感情でいるのかを理解する能力が育っていないため、感情の自己調整が難しいのです。
不安な気持ちでいると、どんどん不安な気持ちが募っていく状況になってしまいます。
自分で機嫌をなおせない人になる
生まれたとき〜3歳くらいまでは、自分で感情コントロールをすることは難しいですが、徐々にその能力は発達していきます。
しかし、親が常に子どもの機嫌を伺っていると、その能力が育たず、自分の機嫌は親(他人)がとってくれるものだと考えるようになります。
不機嫌をまき散らし、周囲の人に気を使わせてしまう人間になる恐れがあるということです。
子どもが不機嫌なときに試してほしい4つのかかわり
不機嫌な気持ちを否定しない
子どもが感じている負の感情を否定してしまうと、更に不機嫌は悪化してしまいます。
嫌な気持ちの否定が続くと、自分自身を否定されているような気持ちになり、親への信頼も減っていきます。
まずは、嫌な気持ちを受け入れることから始めましょう。
子どもがどういう気持ちかを代弁してあげる
子どもにとって嫌な出来事があれば、「〇〇だから悲しかったんだね」「〇〇されたからイライラしているんだね」と、言葉にしてあげましょう。
出来事+それによって引き起こされた感情を伝えるとよいでしょう。
自分の負の感情を「悲しい」「イライラ」「ショック」など細かく分けて整理することを「感情のラベリング」といいます。
感情のラベリングが適切に行えると、ストレスが溜まりにくくなるといいます。
子どもは語彙力が少ないことや、自分の感情に気づきにくかったりするため、親が手本となり感情のラベリングを行ってあげてください。
不機嫌を助長する要因があれば満たしてあげる
同じような嫌な出来事があった時でも、満腹なときと空腹なときでは怒りの閾値が変わってくるものです。
「空腹」「眠い」などはイライラを助長する原因です。
「〇〇があって怒ってるんだね。お腹が空いてるからいっぱいイライラしちゃうんじゃない?ごはん食べようか」
と、なぜいつもよりイライラしやすいのかを伝えることは大切です。
年齢を重ねるうちに自分の調子がいつもと違うからイライラしやすいんだ!と気づきやすくなるでしょう。
機嫌が治らなくても焦らない
上記のことをためしてもすぐに子どもの機嫌はなおらないでしょう。
機嫌がなかなかなおらないからといって、焦って声かけをする必要はありません。
自分で気持ちの折り合いをつけるのには時間が必要です。
一人で考える時間をつくってあげてください。
まとめ
「自分の機嫌は自分でとる」という言葉があるように、感情コントロール力は大人になってから重要なものになってきます。
子どものうちから感情コントロールの練習をすることで、自分のことを知り、ストレスに強い大人になることができるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
