あなたのお子さんはポジティブ思考ですか?ネガティブ思考ですか?
子どものネガティブな側面をみてしまうと、もう少しポジティブになってほしいなと感じるのではないでしょうか。
実は、よかれと思って子どもにかけている言葉が逆効果になってしまうケースがあります。
そこで、この記事ではネガティブ思考な子どもに対し、避けた方がよい声かけをご紹介します。
また、その声かけが好ましくない理由や、ネガティブ思考を脱却する方法についてもお伝えします。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ネガティブな子に逆効果なたった一つの声かけ
「前向きになって!」
ネガティブな発言をした子どもに対し「前向きになって」というセリフは逆効果です。
例えば、「ピンク色のゾウのことを考えないで!」と指示します。
その声かけを聞いたら、ピンク色のゾウのことを余計考えてしまいませんか?
人は考えるなと言われると、余計にそのことを考えてしまいます。
「リバウンド効果」という現象ですが、その現象は、感情的な思考になると特に強まります。
ネガティブな思考を抑制されるとそのことが脳で強調され、更にネガティブな思考が強まるのです。
ネガティブ思考を脱却する具体的な4つのステップ―認知のリフレーミング
幼い子どもが自分自身でネガティブ思考を脱却するのはとても難しいことです。
子どもの周りの大人が心地の良い思考へ導いてあげることが重要になります。
リフレーミングとは、物事の見方を変え、考え方や感じ方を変えることです。
具体的なやり方を説明しましょう。
1.子どもの感情や考えを受け止める
まずは子どものネガティブな感情を受け止めてあげましょう。
「〇〇だったから恥ずかしい気持ちになったんだね」「〇〇になって悲しいね」と、起こった出来事や子どもの感情を言葉にだしてあげます。
大人が言葉にすることで、共感してくれたという安心感を得ることができたり、自分の気持ちを鮮明に理解することができます。
2.ネガティブな思考の原因を探る
起こった出来事の中で、どのようなことが一番嫌だったかを探っていきます。
「どんなことが一番嫌だったの?」と尋ねてみましょう。
3.できごとの他の側面を見つける
起こった出来事の、他の面からの捉え方を伝えます。
コップの中に半分水が入っていたとして「あと半分しかない」と考えるのか「もう半分水が飲める」と考えるのかで同じ水の量でも捉え方が変わってきます。
大人の目線から物事のいい側面を伝えていきましょう。
4.子ども自身に考えさせる
出来事の他の側面を、子ども自身で考えてもらいましょう。
自分で考えることができれば、ネガティブな思考を切り替えるトレーニングになります。
年齢が上がれば、失敗からどんな学びがあったかも考えることができるため、併せて考えられれば尚よいでしょう。
リフレーミングを行うときの2つの注意点
1.大人の考えを押し付けない
リフレーミングは、強制的に行っても効果がないだけでなく、信頼関係を壊すもとになってしまいます。
子どもの視点に立ち、一緒に行うことが重要です。
2.感情的になっているときは無理に行わない
悲しい気持ちや怒っている最中に行うのは控えましょう。
感情が強い時には十分に気持ちを受け止めてあげましょう。
リフレーミングが子どもにもたらす2つのメリット
自分や他者に対し、ポジティブな思考となる
リフレーミングを行い、多角的な視点を身につけることで、自分や他者の短所も長所として捉えることができるようになります。
苦手意識を克服できる
辛い出来事や、慣れていない場面でも、認知のフレーミングを行えば、逆境をチャンスや自分の成長につなげることができるでしょう。
まとめ
ポジティブな思考を人はうらやましいと感じがちですが、ネガティブ思考の方が実は大切な考えなのです。
ネガティブな思考があることで、人は失敗を回避できます。
ネガティブなお子さんであっても心配しすぎず、少しずつ認知のリフレーミングを身に着け、逆境を成長につなげていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
