頑張れる子はどのような能力が高いのでしょうか。
物事を頑張り、やり遂げるには「面倒くさい」「楽しそうなことに流されてしまう」などの欲求を抑える自制心が大切です。
この記事では、自制心を鍛えると子どもにどのような良い点があるのか、自制心を鍛えるにはどうすれば良いのかについて解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
自制心のある子に期待できる2つの未来
1.学力、社会的地位が高くなる
マシュマロ実験という実験が、スタンフォード大学の心理学者ウォルター・ミシェルにより行われました。
マシュマロを子どもに1つあげ、「今から私はいなくなるけど、5分後にまたくるね。それまでこのマシュマロを食べるのを我慢できたらマシュマロをもう一つあげるよ」と伝え部屋から退出するものです。
この実験の被験者を18年後追跡調査すると、我慢できた子はそうでない子に比べ、学力、社会的地位共に高かったことがわかっています。
また、ニュージーランドのダニーデン研究でも、幼少期の自制心とその後の人生の学力、犯罪率などが大きく関わっていることがわかっています。
2.体や脳が若い状態を保ちやすくなる
アメリカのデューク大学で行われた研究で、幼少期の自制心が高かった子は、その後の体や脳の状態が若い状態であったといいます。
自制心を鍛える関わり方5選
それでは、自制心を鍛える具体的なかかわり方にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、以下の5つのかかわり方について順に解説していきます。
1.親が見本となる
良くも悪くも、子どもは親のことをしっかり見ています。
見ているだけでなく、親の真似をします。
「まだテレビを見たいけど、明日の朝早起きしないといけないから早く寝ようっと」
と、声に出して、実際に早く寝る支度をする所などを子どもに見せます。
親が自分を自制して何かに取り組む様子を日ごろから見ていれば、おのずと子どももそのような思考になっていくことでしょう。
2.規則正しい生活を送る
自制心を保つためには、自分の感情が穏やかである必要があります。
イライラしている時はなかなか気持ちを切り替えられないですよね。
穏やかな感情でいるためには、睡眠をしっかり取り、体調が優れていることが大切です。
規則正しい生活を送り、しっかりと眠るようにしましょう。
3.思いやりの心を育てる
他者への思いやりの心を育むと、自制心も高まるとされています。
脳の、思いやりの心を司る部位と、自制心を保つ部位が、「側頭頭頂接合部」という同じ部位であるからです。
友達関係や、近所の人たちなどと関わる中で、他人を思いやれるような声かけをしていきましょう。
4.民主型の子育てを心がける
民主型の子育てとは、子どもを一人の人間として尊重し、独立心と自己主張を育む育て方です。
そのほかに「独裁・支配型」「消極的・受け身型」「無関心型」があります。
子どもの意見も取り入れ、子どもを諭す時は論理的に行います。
自分の意見も聞き入れてもらえた子どもは、自立に向かうことができ、自然と自制心も育つことでしょう。
5.遊びを通して自制心を鍛える
自制心を鍛えるには、ルールのある遊びや、少し我慢のいる遊びが有効です。
- だるまさんがころんだ
- ジェスチャーゲーム
- ジェンガ
- 伝言ゲーム
- こおりおに
などがあります。
子どもも大人も楽しく遊び、自制心を鍛えていきましょう。
まとめ
自制心は、子どもの将来を左右するひとつの要素です。
自制心が育まれると、様々な学びに出会え、色どり豊かな人生になります。
時には厳しく、時には楽しく子どもと過ごし、自制心を育む手助けをしていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
