【褒める育児はダメ?】いつも褒めていたら褒められ待ちになってしまった…という相談にお答え!

子育て
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以前、こんな相談をいただきました。(相談者の方から掲載許可をいただいています)

相談失礼します。

褒める育児をしようと子育てセミナーで言われて意識的に子どもを褒めるようにしています。

ですが、お手伝いをしたときに少しでも褒めないと「褒めてくれないならもうしない!」

と言ってやってくれません。

褒められることが目的になっているようで苦しいです。

どうしたらよいでしょうか?

子育てセミナーで聞いたことをすぐに実践できるのは素晴らしいです!

褒める育児、とひとくちで言っても、実際にやってみると

「アレ?」

「こんなはずじゃなかったのに…」

と思ってしまうこと、ありますよね…

実は、褒める育児をするうえで【褒め方】はとても重要なんです。

褒め方を誤ると、褒めるという行為そのものが子どもによくない影響を与えてしまうことも…

今回は、理性的で賢い子どもに育てるために必須の「褒める育児」について、コツをお伝えしていきます!

ぜひ最後まで見てみてくださいね。

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抽象褒めには意味がない

子どもが何かをしたときに

すごいね!

えらいね!

いいね!

上手!

こんな風に褒めていませんか?

抽象的な誉め言葉は大変便利なため、つい使ってしまいがちです。

ですが、抽象的な誉め言葉では具体的に何がよかったのか子どもに伝わりません。

そして、これらの言葉は、子どもを「評価」する言葉です。

行動に対して評価する言葉をかけると、子どもは「褒められる」こと自体を行動の目的にしてしまいます。

褒めてくれないなら、やらない

誰もみてないところでいいことをしても、褒めてもらえないならやらない

といったような具合です。

また、【えらいね】という言葉には言った方が上の立場だという意味が込められています。

相手が子どもであっても一個人として尊重した姿勢で向き合うことを私はオススメします。

こういった「上から目線の褒め方」「評価するような褒め方」「結果のみに着目する抽象的な褒め方」はやめておいた方がよいでしょう。

褒めるときには印象や過程(プロセス)を入れて具体的に

子どもを褒めるときは、

・子どもの過程や努力を具体的に褒める

・親自身の印象を伝える

・行為をストレートに褒める

・褒めっぱなしにする

これらを心がけてみてください。

いくつか例をあげてみます。

例1:お片づけを自分でできた

お片づけ自分できたね!

お部屋がスッキリ片付いて、なんだか気分までスッキリしてきたね。

子どもに対して、評価ではなく事実と印象を伝えています。

これによって、

「お部屋が片付いているのは気持ちがいいことだ」

「お片づけをしてママが喜んでくれた」

(=自分は役に立つことができた)

という気持ちの変化が子どもに起こります。

これによって、自ら進んで好ましい行動をとってくれるようになります。

さらに、子どもの前でパパやおじいちゃんおばあちゃんなど第三者に

「〇〇(子どもの名前)がお手伝いしてくれてとっても助かったんだよ」

といったようにお知らせするのも有効です。

例2:保育園の作品を持って帰ってきた

子どもの作品をみて

ここの線が力強くていい味だしてるね!

ここの部分、カラフルで明るい気持ちになるね

一生懸命作ったのが伝わってきて、なんだか元気をもらえる作品だね!

こんな風に具体的な印象や過程に注目した声かけをするのがオススメです!

もし具体的な言葉が思い浮かばないときは、

この絵を描くとき(作品を作るとき)どんなところに工夫したの?(どこを特に頑張った?)

と聞いてみるとよいでしょう。

子どもの言葉を受け止めて、「そこを頑張ったんだね」と受け止めるだけでも子どもの自己肯定感が上がる効果があるでしょう。

例3:いい成績をとった、賞をもらった

いつも練習を頑張っていたから、その努力が実ったんだね

このように、過程に着目して褒めるようにしましょう。

このとき言ってはいけないのは

「次も頑張って」

「もっとできるはず」

と褒めた後に余計な一言を付け加えること。

この余計な一言を加えてしまうと、子どもにプレッシャーを与えることになったり、どんなに頑張っても認めてもらえないんだと意欲をそぐことにつながってしまいます。

子どもの行動に意味を見出し、自己肯定感をあげていこう!

自分の行動で、状況(例:汚い部屋)が好転(例:きれいに片付く)するのは気持ちいいことだなあ

自分の努力(例:毎日練習・勉強する)が認められる(例:賞をとる、いい点をとる)のって充実した気持ちになるなあ

自分の存在は認められているんだ(子どもの行動を親がしっかりみて、受け入れてくれている)

こういった経験が積み重なると、褒めるられることが目的にならず、自分の行動の結果に注目できるようになり、自己肯定感も高くなっていきます。

毎回は難しくても、生活や声かけの中に少しずつでも取り入れていくことで、子どもの行動がガラッと変わります。

これからも理性的な子どもに育てるための情報を発信していきます。

フォローして、一緒にラク子育てを実現しましょう。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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