○○くんが持っていたおもちゃと同じものを買って!
△△ちゃんと同じキャラクターのお箸が欲しい!
こんな風に、4歳の子どもがお友だちと同じものを欲しがることはありませんか?
私が保育園で勤務していた時、年少~年中さんの子どもたちがよくこういった話をしていました。
また、幼児健診でよく保護者から聞く悩みでもあります。
今日は、4歳児が人のものを欲しがる理由と対応策について詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
なぜ4歳児は人のものを欲しがるの?
4歳児は、まだ自分中心の考え方が強い時期です。
他の人の気持ちを完全に理解するのは難しく、友だちが持っているおもちゃなどがとってもいい物にみえます。
こういった年齢的な観点から、4歳児が人のモノを欲しがるのは、人間の発達としてはごく自然なことだといえるでしょう。
また、4歳児は「これは誰のもの」という区別がまだあいまいです。
そのため、欲しいものを手に入れることで得られる満足感を強く求める傾向があるのです。
4歳児が人のモノを欲しがるのは、共感や真似したい気持ちの表れ
4歳くらいの子どもは好奇心でいっぱいです。
そのため、新しいものにすぐに夢中になります。
自分の意見をはっきり主張するようになり、「これが欲しい!」という気持ちも素直に表現します。
友だちや兄弟の持ち物を欲しがるのは、その子に共感したり、真似をしたりする気持ちの表れでもあるでしょう。
この時期は社会性が芽生え始める大切な段階なので、周りの大人が上手にサポートすることで、他の人との関係の築き方を学ぶことにつながります。
子どもが人のモノを欲しがるの本当の理由
子どもにとって、物は自分を表現する大切な手段です。
「お友だちが持っているものは特別」と感じ、「同じものを持てば仲良くなれる」と考えることもあります。
このような気持ちは成長とともに自然と落ち着いていきますが、大人が適切に対応しないと、かえって執着が強くなることもあります。
「そっか、コレが欲しいんだね」
と共感しながらも、すぐに買ってあげたり、頑なに買うのを拒んだりするのは避けましょう。
子どもがなぜお友だちと同じモノを欲しがるのか理由をききながらも、妥協できる点を探していきます。
例えば、以下のような形で提案してみるとよいでしょう。
・似たものを持っているから、それが使えるうちはそっちを大切に使おう
・同じものを持っていなくても、仲良くなれるんだよ
・どうしても欲しいなら、お年玉やお小遣いを貯めて買おう
大切なのは、子どもの気持ちを理解しながら、上手な欲求のコントロールの仕方を教えていくことです。
まとめ
4歳児が人のものを欲しがるのは、自然な発達の過程です。
また、共感や憧れの気持ちの表れでもあるでしょう。
親として人のモノをすぐに欲しがると、心配になってしまうこともあるかもしれませんが、頭ごなしに否定するのではなく、子どもの気持ちに寄り添いながら対応することが大切です。
子どもとのやりとりを通じて、欲しい気持ちとの付き合い方を少しずつ学んでいけるよう、丁寧にサポートしていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
